風趣良環の家 -FU-SYU RYOUKAN- NAGASAKI The new building

長崎県大村市に計画中の専用住宅である。 敷地に対して東面に道路があり、日中を通じて比較的人や車の通りが多い。 東面以外の隣地には住宅が建て込んでいるため、敷地の南側を空地として確保し、駐車場スペースを計画している。 この建物の居住環境において、プライバシーへの配慮は重要である。 室内は各居室をコア型に配置し、屋外にはスクリーンとなる外壁を設置。 道路に沿う形状で境界線との間に余白を取っている。 これは風通しにも効果的である。 更に植樹を施すことにより、外壁の印象を和らげ美観を整えることを考えた。 交通量の多い街中の計画ではあるが、外部との切り替えが効果的に図られた、快適性に優れた住まいを提案している。 
街中は、生活していく上で何かと便利ではある。 しかし場合によっては、室内環境を充実させるための工夫を要するケースも多い。 「 どのように暮らしたいのか 」 を紐解くためには、考察の順序が大切である。 建築において極めて基本的な事ではあるが、敷地の個性に対して丁寧な観察を行う意義は大きい。 そのプロセスを重ねることによって 「 暮らしたい家 」 を具現化していけるものと考えている。

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